あれはお互いがコートを着ていてあったかい缶コーヒーをもらったので1年前ぐらいの冬のことだったと思う。
定期的に発症する出会い系サイト病にかかり(笑)、掲示板投稿したりプロフィールにアプローチするも全く見込みのない状態が続いたある日のこと。
写メはなかったもののいい感じのプロフィールの人とのメールのやりとりが始まりました。どうも金山駅近くに住んでいるバツイチの女性とのこと。なかなか仕事もきまらず、夜にいろんなバイトをしているようでそれでも厳しくサイトでお小遣い稼ぎをしているとのことでした。
ちょっと気になったのがメールが来る時間帯。基本的に夜の8時から午前8時までの間は出会い系サイトからの通知メールが転送されない設定にしているので奥さんに帰宅後から早朝にかけての携帯への着信メールを怪しまれることはないのですがとにかく夜中の2時とか4時とか普通の人が起きていない時間にメールが返ってきます。しかも返事も翌朝に返ってきてたり、しばらく放置されたり・・・。正直言って業者さんやサクラで半分は会えない人なんじゃないかとあきらめていました。
とはいえ、一応アポイントをとって金山駅の南口のサークルKで待ち合わせをします。仕事終わりの夜7時に待ち合わせをしましたが
>ごめんなさい、少し遅れます。7時半でお願いできますか。
とのこと。とりあえずお互いの服装の特徴を教え合いしばらくしてサークルKにまた向かいます。 こちらの服装は黒のコートにスーツだったのでそのまま連絡してましたがそんな人はいくらでもいるわけではっきり言ってそれっぽい女性がデブスちゃんだったらしらばっくれて逃亡することはできました。
7時半になって一応サークルKに入店します。とっても狭い店内なので「薄い茶色のダウンを着た」女性がきたらすぐにわかりそうですがなかなかそれっぽい人が現れません。5分ぐらい店内うろうろしてましたが
すっぽかされた?
という気もしていったんお店から外に出ます。するとみぞれまじりの雨が降ってきました。 外に出てサークルK側をみるとそれっぽい人が。
まなさんですか?
はい
とそこにはややぽっちゃりした全体に丸みを帯びた女性が。見つけた瞬間にホテルまで行こう迷いましたが、外見は許容範囲な感じで胸はそこそこあって楽しめそうだったので意を決して話しかけたというのが真実です。
雨、降ってきちゃいましたね。傘を買ったので一緒にどうぞ。
と親切に入れていただいたので二人で相合傘状態でホテルに向かいます。
線路沿いに歩いてエルミタージュかペントハウスで迷いましたが今まで入ったことのなかったエルミタージュを選択。そそくさとチェックインして部屋に入ります。
コーヒー買ったのでどうぞ
と缶コーヒーをくれるまなさん。性格は非常にいい感じです。毎度のことながらお風呂が準備できるまで他愛もない、当たり障りのない話でお互いの緊張感を解きます。
話してるとどうも30代前半ではないような感じだったけど。 お風呂のお湯がたまったので二人でシャワーへ浴び行きます。